English Treeに通い始めたばかりのCanna(小2)は、まだまだ英語に触れ始めたばかり。でも、「分からないこと」にあまり抵抗がなく、なんにでも積極的にチャレンジしています。彼女の強みです!
学校でもまだアルファベットは習っていないけど、文字にすごく興味があって、Find Yourself(静かに自分と向き合う時間…自習の時間)には、宿題を終わらせると英語のワークシートをもらいにきます。a→b→c→の点つなぎ。掲示したアルファベット表を見ながら、ゆっくりゆっくりつないでいきます。

「ん?あれ?これかな?」h につなぐはずが、n を指しながら…
“Maybe this one?(これじゃないかな?)”と h を指すと、表をもう一度確認しながら、「あぁ!」棒の長さが違うことに気づきます。そこから、もうだまされないぞっ!と言わんばかり、より注意深く形を見ながらつないでいました。
この、「気づき」の積み重ねが学びには不可欠。
毎回、出欠表に名前を書いてもらいます。「Lily, “y”が反対になってるよ!」気づいたCannaが教えます。まだまだひらがなもひっくり返ってしまうLilyには、少し難しい…

これを見て、学校の先生のように赤ペンで正しく書き直すことは簡単。「ここはこうね」と教えることも簡単。それをあえて少し我慢することは、指導をサボっているわけではなく、「気づき」を信じて待っているんです。この出欠表はこれから作り直します。お手本と線の色も幅も違いますもんね。気づけるものも気づけない…。私も、そういうことに気づいて、日々より良い仕掛けづくりを心がけています。
もちろん、子ども同士は容赦なし(笑)気づいたことはすぐに口にします。でも、自分だけでは気づかないことを、教え合う環境・関係性も大切にしたいと思っています。多学年の良さでもあります。

あっ!これ Hina の H や!!
いやいや!それは M やろ。
え、なんで I(アイ)なのに、イって言うん?
P って発音するとき、めっちゃつばとびそう。マスク外したらだめよ!
子どもたちの「疑問」や「気づき」にいちいち感動して、「なんでだろうね」「本当だね!」「すご~い!」と寄り添う。すると、子どもたちは驚くほどに、どんどんイキイキと成長していきます。
あまり教えない…というスタンスは、決してサボっているんじゃない!
という長~い言い訳でした(笑)いや、本当に!!あえて!!ですから!!