English Treeには、年長さんから小学6年生までの子が同じ時間帯にやってきます。学校も幼稚園もバラバラ。そんな子たちが一緒に色々な活動を行います。学校や塾のように机や椅子でガチガチ!というわけではないので、「みんなで時間を決めて色々な活動をする」「みんなで平和に楽しく過ごす」というのは、実は至難の業です。
「○○くんがぶつかってきた!」「○○ちゃんが勝手にこれさわった!」「それしたくない」「私が先だった!」などなど実は不満もよく出ます(笑)
でも、それはしっかりと言うべきことですので、言ってもらって、「じゃぁ、どうする?」を一緒に考えます。
12/7(月)のActive Circleの時間には、困っている子がいる状況の説明や、約束事の確認を行いました。この日は通い始めたばかりの子が多かったので、できる限りシンプルな英語と絵と、たっぷりのジェスチャー付き演技で熱弁しました(笑)
・暖房を入れているから、ドアを開けたら閉めてね。
・手を洗うときは、石鹸を使ってしっかり洗おうね。
・人のものを使いたいとき、見たいとき、触りたいときは、きちんと”May I ~?”とたずねようね。
・何かされて嫌なときは、きちんと”Please stop!”と言おう。言われた人は、すぐにやめよう。
みんなさっそく実践して、少し「一緒に」の生活が改善されました。
自習の時間に、Aochanが紙相撲を作りました。共有の場に置いたままにしていたので、このままでは確実に誰かが勝手に遊んでトラブルになるな…と感じました。そこで、私から”Aochan. May I use this? Can I try?(使ってもいいですか?やってみていい?)”と尋ねました。Aochanは、”Yes!! Sure!!”と嬉しそうに答えてくれました。
遊んでみると…、楽しい!面白い!(笑)と一人でうひゃうひゃ遊んでいました♪
するとおやつを食べ終わった子たちが、次々に集まってきて、”Aochan! May I use this??”と尋ね、使い始めました。勝手に使おうとする子がいると、「ちゃんとAochanに聞いてから!」と他の子が教えてあげます。Aochanもとっても嬉しそうでした。最終、「English Treeのおもちゃにしていいよ!」と言ってくれるほど(笑)
「ほらね?きちんと尋ねて使うと気持ちがいいでしょう??」なんて、押しつけがましい確認はいちいちしませんが、子どもたちはこうした経験を積み重ねることで、少しずつ「人と心地よく過ごす方法」を身につけていくのだと思います。
English Treeは英語を学ぶだけじゃない。子どもたちが英語を身につけたその先でできてほしいこと…「世界中の誰とでもつながり、その中で自分らしく、そして互いに心地よく過ごせるようになること」を意識して、指導・支援をしています。と、今日はやたら大きなことを語ってみました(笑)でも、本音です♪今日も頑張ります!
体験・見学お待ちしています!期の途中からの入会も可能です。お気軽にお問い合わせください。