昨年末から English Treeで少しずつ人気が出てきている遊び…その名もGesture Game(ジェスチャーゲーム)!
全然特別じゃない(笑)
でもこれ、子どもたちの表現力を鍛えるのに一役買ってます!
タイトルにある「表現力」。国が、学習指導要領(日本の教育の指針)の中で、今後育成すべき資質・能力の柱にあげるほど大切とされている能力です。そう、「表現力」は芸術家を目指す人だけが身につけるべき能力ではなく、全員に必要とされている能力なのですよ!!
なぜ??
このグローバル化、多様化する社会の中で、様々な人とよりスムーズにつながり、正しく理解し合い、協力することが必要であること、またそのためにコミュニケーション能力が不可欠であることは、容易に想像がつきますよね?「表現力」はそのコミュニケーションの大事な要素の一つなのです。いかに自分の考えや感じていることを表現し、相手にわかってもらえるように伝えるか…簡単なようで難しいですし、日本人の苦手な分野でもあります。
というわけで、鍛えていこう!!
なんて私の思いや考えを表に出すことはもちろんなく、単に「面白い遊び」として紹介したら子どもが食いついただけなんですが(笑)そこが私の得意とするところなので!
問題を出す子・ジェスチャーをする子・当てる子…がいればできます!(チーム戦にするとより盛り上がります)
問題を出す子が「りんご」や「車」、「パンダ」など、当ててほしいものを一つボードにかきます。
ジェスチャーをする子が、それを声・言葉を使わず表現します。
当てる子は、そのジェスチャーを見て答えを当てます。
経験値の高い方が有利かと思いきや、そうでもないところが面白かったです。小さい子でも上手な子は上手だし、大きい子でも苦手な子は苦手。
「ヘリコプター」という問題…大人のあなたはどう表現しますか??(笑)
私は頭を抱えてしまいました。
Ry(小2)が、「簡単!」と言って両手を広げ、その場でクルクルクル~とまわり、実際に他の子たちが「ヘリコプター!」と言い当てたときには驚きました。相手目線になることの大切さ!
「いや、指で宙に描いてもわからんやろ!」「速すぎてわからん!」「もっといろんなパターンでして!」「えぇなんでそんな表現??」「こうしたらよかったんじゃない?」などなど、指摘も飛び交います。
そうして試行錯誤しながら、「どうやったらより伝わるか」を一緒に磨いていきます。
楽しみながら!♪