子どもの輝く瞬間を信じて待つ

学校で疲れちゃったのかな…

何か嫌なことでもあったのかな…

ずーっとふてくされた様子のAnnaを心配していました。声をかけても、返事してくれたようなしてくれてないような…。

ま、そんな日もあるよね。

そっとしておくことにしました。

すると、最後のFree Time(自由時間)になってようやく「いろんな仕掛けのあるレースをする」と言い出し、何やらセッティングを始めました。

なに?なに? 他の子たちも興味津々。

Annaを中心に、他の子の意見も取り入れながら、コースを作り上げていきました。コースができていくにしたがって、Annaの顔には笑顔と元気が!

“Funny Race”と名付け、ルールもみんなで考えて、15分ほど、それはそれは楽しく遊びました!もちろん私も参戦(笑)もちろん本気(笑)

Thank you for the great idea. It was really fun. Everyone enjoyed.(素敵なアイディアをありがとう。本当に楽しかった。みんな楽しんでたね。)

と伝えると、Annaは誇らしげに、「また考えるね!」と大きなスマイルをくれました。

子どもたちには、いつでもニコニコしててほしいし、どんな活動にも前向きに参加してほしい…。そうしてもらえるように、日々、色々工夫しているんです。でもそれは私の一方的な願いであって、子どもたちの気分や性格とは必ずしも一致しておらず、うまくいかないことも多いです。

子どもたちは子どもたちのペースで子どもたちのタイミングで輝ける瞬間を待っているんだろうなぁと思います。

私はその瞬間を信じて待つ!その瞬間が訪れたら全力でサポートする!ということを、一生懸命にやっていきたいし、それをやっているときに幸せを感じます。

大雨だけど、今日もEnglish Treeからは子どもたちの笑い声があふれる!はずっ!天まで届いて明日は晴れないかな~