ちょっと失敗

外に出て、チョークでタイルにお絵描きをしました。

あえて少なめにチョークを用意し、子ども同士や私との「貸し借り」が生まれるようにしました。

“May I use this?(これ、使ってもいいですか?)”

という表現は普段から使っているので、ほとんどの子が「わかる」し「使える」のですが、それへの返答として

“Sure. Here you are.(もちろん。はい、どうぞ。)”

“Sorry. I’m using it.(ごめんなさい。今使っています。)”

を身につけさせたいなぁと思ったのです。予想されるやりとりを一人演技でやってみせ、「こういうときはこう言おう」を伝えました。練習もしました。5人中2人の子は、私の言ったこと「わかった」と思います。しかし、いざ描き始めると夢中になり、忘れてしまいます。当然(笑)貸し借りが生まれるたびに、私は傍で表現を繰り返します。

でも結局、この日はそれらの返答(特に、”I’m using it.”)を「わかる」から「使える」にははつなげられませんでした。

この日のメンバーは始めたばかりの子が多く、現在進行形の表現や響きに触れた経験が少なかったこと、そもそも年齢的に貸し借りの中で「今使っています」と言うことは少ないこと…が原因として考えられます。それならば、まだ “Please wait!(待って)”の方が「使える」までもっていくことができたなと思います。

ま、それでも、”May I use blue?(青、使ってもいいですか?)” “May I draw one more?(もう一つ描いてもいいですか?)” “Please come here.(ここに来てください)” “Look!(見て)”といった表現は十分に使うことができましたし、新たな表現にも触れることができたので、良しとしましょう!(笑)(前向き…開き直り?)

なにより、子どもたちはこの日も夢中で何かを楽しんでいました♪そして、かわいい道ができました♪明日は雨で消えちゃうかなぁ…