英語の読み書き

アルファベットはどこでも目にするし、ABCの歌もなんらかの機会で歌ったことのある子どもたち。

それでも、いざ英語で書いてあるものを読もうとしても、なかなか難しい!書くのはもっと難しい!

English Treeでは、他の英会話教室や英語学習塾のようにテキストやワークを使って「英語のお勉強」をすることはありせん。いえ、「ありません」と断言してしまうと語弊がありますね。子どもたちが英語という言語について、読み書き含め、知る機会、学ぶ機会はたくさんありますが、こちらからこちらのタイミングで強要したり教え込んだりする時間が少ない…と言った方が近いかもしれません。

あくまで、私たちが日本語を聞き、話し、読み、書けるようになった過程にできるだけ近づけ、自然と、無理なく英語を身につけていくことができるようサポートします。

Play Together(みんなで一緒に遊ぶ時間)で遊ぶ遊びを、Circle Communication(話し合いの時間)で決めます。話し合いの進行をするゲームリーダーが決まると、メモをとる秘書役がしたい!とたくさんの子が手をあげます。

今は話し合いに十分な時間を割くため、メモはただ頭文字を書くだけにしています。例)Tag on the Mat → TM

まだアルファベットの名前と音(例えば、Aは名前が「エィ」で、音が「アッ」)が一致しておらず、秘書役初心者の子は、分かる子に教えてもらいながら、一生懸命アルファベットを書きます。何度か繰り返していくうちに、知っているゲームの名前と書き方を覚えていきます。知らないゲームでも、音を聞いて、「ボックスはブッだからBかな?」と予想できるようになってきます。

そうなってくると、少しずつ短~い単語であればなんとなく予想して読めるようになってきます。う~ん、でももっと読めるようになりたい!!…と、多くの子のフラストレーションが溜まってきたところで、少しフォニックス(発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法)の歌を歌ってみたり、アルファベットかるたをしてみたり、読み方クイズをしてみたり…と刺激をします。

えっ!?読める!!わかる!!

と、子どもたちは目を輝かせます☆

毎日、毎回、こうしたことの繰り返し、積み上げで、子どもたちは成長していきます。ここでは読み書きも、テストで必要だからじゃなく、「楽しいから」「必要だから」身についていくのです。