7/26(月)~30(金)にかけて行ったプログラム①の様子をお知らせします!(遅くなってごめんなさい!)
プログラム①のテーマは「うたと おどりの たのしいショー」でした。5日目にショーを開くため、初日から子どもたちはたくさんの歌を歌い、踊りを踊りました。
来てすぐは緊張や寝起きでテンション低めの子どもたちも、大音量ノリノリ音楽でのストレッチを行い、シンプルだけどとにかく楽しいダンスをして、ひたすら動きまくるゲームで大盛り上がり♪あっという間に元気いっぱいの笑顔になりました!
それでも人前で歌ったり踊ったり、何かを表現したりするのは恥ずかしい…自信がないと、縮こまる子どもたち。
Look! I can play kendama. I am not super good but it’s okay. I practiced hard so I want to say “I can do it.” What can you do? (見て!私はけん玉ができるよ。すっごい上手なわけじゃないけどね。たくさん練習したから、私はできるって言いたい。みんなは何ができる?)

Aochan, you can do hula hoop, right? Can you show us?(Aochaは、フラフープできるよね? 見せて?)と言うと、いつもノリのいいAochanが元気にやってみせてくれました。そこからはみんな、「私これできる!」「ぼくはこれできる!」と自慢大会に♪いいぞいいぞ!みんなかっこいい!それらを踊りに取り入れました♪
毎朝、「今日は何をがんばる?」と個人の目標をたててもらい、帰りには「何をがんばった?」「今日の自分、何点?」とスコアをつけてもらいました。他者との比較ではなく、また他者からの評価でもなく、自分で自分を評価する。昨日の自分、今朝の自分と今の自分を比較し、自分の成長を実感し、それを認めてもらうことで自信をつけていく。その経験が日本の子どもたちは少なすぎるので、今回のサマースクールでは、どのプログラムにもそれを取り入れました。

You did great!!(みんな最高!)
事あるごとに伝えました。そして、子どもたちには
I did great!!(じぶん最高!)
と反応してもらうようにしました。最初は自信なさげだった子どもたちも、3日目、4日目になると「あったりまえよ!」と言わんばかり、元気に”I did great!!”と叫んでくれるようになりました。
最後のショーには、保護者や兄弟、お友だち等が来てくれました。前日のリハーサルから「無理だ!緊張する!」「こわい!」と口にしていた子どもたち。緊張感もいよいよピークに。舞台裏で「もうお客さんきた!」「うわぁ~どうしよう!!」と大興奮!不安もありつつ、みんな楽しみにしているようでした。
Rachel: You can do it!
Kids: I can do it!!
All: We can do it! YEAH!!

気合を入れて、いざ本番!失敗したり笑顔がこわばったりすることもありましたが、お客様のエールや拍手でなんとか最後までやり切りました。そして、「楽しかったぁぁぁ!!」と満面の笑み+輝く目で終わりを喜ぶ子どもたち。
本当によく頑張りました。子どもたちにとっては、「お客様を楽しませる」というよりは、「自分を堂々と表現する」「みんなでその場を楽しむ」ということにフォーカスしたショーとなりました。それでも、そんな子どもたちの姿を、きっとお客様は楽しんでくださったと思います♪
この経験が、子どもたちに自信を与え、新たな挑戦へ一歩踏み出す勇気につながれば嬉しいなと思います!

あぁ心から楽しかった…。子どもたちは本当に素晴らしい!ご参加くださり、ご協力くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!!