One more time, please

通って1ヵ月の子から飛び出した言葉です。

そう、火曜日は人数少なめ…(笑)昨日も2名の参加でした。まだ入会して1ヵ月ちょっとのHoney(年長)と入会してもうすぐ1年のSam(小1)。

最初にやってきたのはHoney。English Treeに入る前は、大手英会話教室に通っていたそう。それでもきっと、「英語だけ」の授業ではなかったのだろうな…と思います。私が話しかけても9割がたキョトンとしているので(笑)

多くの英会話教室には外国人講師がいると思いますが、多くの場合その外国人が日本語を使うか、日本人スタッフが日本語でサポートしているので、「英語を英語のまま理解する力」が育ちにくいようです。もったいないですね…。大人にならともかく、小さい子どもにそれはやめて!と叫びたい。

10分ほど遅れてやってきたSam。彼はもう私が話す優しめの英語は分かるので、私の声かけに対しポンポンと返事や反応が返ってきます。彼の中でも「?」が減って楽そうですし、私も彼の「キョトン」が減り、言いたいことがよく伝わるのでコミュニケーションが楽になったと感じます。ここEnglish Treeでは、言葉の蓄積と関係性の構築が、成長のカギを握っています。だからこそ多く、長く通ってほしい

English Treeでは、あまり「英語のレッスン(一方的な教え込み)」のようなことはしないのですが、やはり子どもたちが一つでも多くの単語を知っているに越したことはないので、子どもたちの人数・能力・気分・流行り…などなどの状況を見ながら、その日習得してほしい、あるいはできそうな単語やフレーズを選び、導入します。

この日は「動物の名前」を導入することにしました。小さな子どもにとって親しみやすいものが多いですし、英会話教室に通っていたHoneyなら必ず知っている単語がいくつかあり、Samに引けを取らないと思ったからです。それに、近々やる人形劇にも動物が登場しますし、Samと私がはまっているボードゲームにも動物が登場するので。

絵カードを見せながら、まずは子どもたちに日本語で何の動物か言ってもらいました。これは日本語と英語をつなげようとしているのではなく、単に興味を引きたかっただけです。それでもつい反射的に英語で言ってしまう子どもたち(笑)

Sam:Cat!!(ねこ!)

Rachel:Yeah, but in Japanese?(うん、日本語では?)

Honey:うーん。Cat!!

Rachel:No!! In Japanese, please!! I want to know if you know them in Japanese!(ちがーう!日本語で言ってよ~!日本語で言えるか知りたいんだから!)

と、ツッコむ私に大笑いの子どもたち。「英語知ってるもん!」と言わんばかり。でも、英語で難しい/知らない単語が出てくると…「う~ん、くま!」と、これまた自信満々日本語で教えてくれました(笑)なんじゃそりゃ~と大笑いの私。楽しい雰囲気になってきたところで、一気に英語での言い方を導入!リズムよく練習!そして楽しく確認!一瞬だけカードを見せて英語で叫ばせたり、私のジャンバーから少しずつ出てくるカードで予想させたり…早押しクイズならぬ早叫びクイズをしたり…。子どもたちノリノリ♪

Sam:もう1回!!

Rachel:One more time?(もう1回?)

Honey:Yes!! One more time, please!(うん!もう1回お願い!)

Sam:One more time, please!!(もう1回おねが~い!)

この日、来たときは分からないことが多くて不安そうだったHoneyが、目を見開き、飛び跳ねながら、大きな声で、自分から、One more time, please!!と英語のフレーズを叫んだときは、ドキリとしました。私の大好きな瞬間です。彼女の中にはあったのです。というか、あるのです。たくさんの英語が。ただ、使うタイミングや環境、勇気がなかっただけ。タイミングと環境を作って、刺激してあげれば、まだまだ出てくる!と感じました。

この日は公園にも行きました。盛りだくさん(笑)行く途中に猫や犬がいて、

Oh! There’s a cat!(あ、猫がいるよ!)

I like cats.(猫好き~)

I like dogs more.(犬の方が好き~)

といった会話をし、実際に動物を見ながら復習でき、レイチェル大満足♪(笑)

公園では、私が考えた遊びの意味が分からず「やらない!」と言っていたHoneyですが、私とSamが遊んでいるのを1回見て理解したようで、「やっぱりやる!」と入ってきました。しまいには大変気に入っていただいたようで、帰ろうと言っているのに

Honey:One more time, please!!

を連呼するHoney。とっても感情がこもっていました(笑)「English Treeに戻ってからやろう」とSamに諭され、しぶしぶ公園を後にしました。

英会話教室やDVD、音の出る絵本などの英語教材が悪いわけではありません。良い先生もたくさんいますし、良い教材もたくさんあります。子どもたちが楽しく英語に触れてさえいれば、それは決して無駄ではなく、子どもたちの中に少しずつでも、おそらくきちんと英語が溜まっていっています。だから、何もやらないよりは何かした方が絶対良いです。Better than Nothing.

ただ、そのインプットの質や量により溜まる速度や溜まり方(頭への収納のされ方)が違ってきます。年齢も大きく影響します。それは後にアウトプットしようとした際の質や量、タイミング、アウトプットのしやすさに関わってきます。また、インプットしながら、同時にアウトプットが容易にできる環境があるかどうかも、「定着」という観点からとても重要です。

ただただ知識を入れて、使い物にならない…なんて経験、大人ならみんなしているはず。そうならないように。

早く子どもたちをEnglish Treeに入れてください(笑)※「学童」とうたっていますが、年長さんから通えます!

そして、小さいうちにたくさん通わせてください!※通い放題プランできました!

まとめたくなって急にどストレート!(笑)今日は以上です。